ハンマリング・オン、プリング・オフ

音種に「p」を選ぶとハンマリング・オンとプリング・オフを自動判別して適用します。
但し、システムで準備している音素材の範囲で可能なもの以外は無視されます。

基本的には、16,8,4ビート、1~3フレット間隔の通常音のみです。
ハンマリング・オン、プリング・オフが発生した場合、ピッキングしない後者の音から新たに「p」は発生しません。すなわち、トリル奏法はできません。

では、以下の例をみてみましょう。

-f 0 2 2 0/6p

全体に「p」をしていしていますが
2,3番目の音が「h」「p」となって適用されているのがわかります。
これが正常な仕様となっています。

以下の例では、弦移動が発生しているので
その箇所では、ハンマリング・オン、プリング・オフは使えません。

-f p=16, 0 2 3 2 2 5 3 0/6
   {}(0,2,1,3)

複数弦の指定で「p」を記述した場合は
ハンマリング・オン、プリング・オフが可能な弦のみ適用します。

-f 0|5, 5|7:p {}(0..3)
-f 0|2|0|0|0, ..3||2p {}(3..0)

さりげなくハンマリング・オン、プリング・オフを使った例

-s ctype=PRS 
-f n=8 {  
   ''0|2|2|0:[4+1p, 6+1~] 
   2||||0|0 :[12~, 6~] 
   ..3 2p 0~/6, 
   |||4|0|0 :[12~, 3~] 
   }(2,0,1,3) 
-f n=4,  
   ''0|2|2|0|0|0:[ 
      6+2p, 1, 5, 2, 4, 3, 6, ""65432:n1~~~ 
   ]