月別アーカイブ: 2016年9月

mapping機能で、弦移動をしない

mapping機能で、複数弦操作した場合、フレットの限界まで来ても、弦移動はせずにオクターブ戻ってフレージングします。

-f 3|2|0 {}(0,-2)

単音弾きの場合も、「!」を使うことで、極力弦移動させないという指示を出すことができます。但し、この場合指板の限界に達するまではオクターブ戻りは発生しません。フレットの限界に達した場合、他弦を利用します。

まず通常のmappingを見てみましょう
※クリックしてTAB譜を見てみましょう

-f 0 5 10/5 {}(-2..2)

続いて、「!」を使った場合

-f 0 5 10/5 {}(!-2..2)

可能な範囲で弦移動が減りましたね

Dorian:B ~ 2016-9-19

本日のギター・ワンフレーズ

-b 160
-c Dorian:B
-f p=8,
 	0||2|1|2|0:[
 		1n~~, 4, 3, 2n~, 6m
 	]
 	r|2|r|r|r|r, |2|||2|2:[2, 5, 1, 5n~, 2, 1]

おしまい

Mapping Guitar Simで演奏を聞いてみる

step ~ mapping機能

mapping機能では、任意のインターバルに音を移動させる機能ですが、移動させる場合「step」機能を使うと2音飛び、3音飛びを楽に設定できます。

-f 0/6 {}(0..28 step 4)

revも使えます

-f 0 2 3 5/6m {}(0..11 step 6)
-f 0 2 3 5/6n {}(rev 0..11 step 6)

アルペジオに適用させてみましょう

-f n=8 {
0|2|||0|0:[1, 6m, 1, 6m, 2n~~~]
}(12, 10, 6..0 step 2)
3|5:n1

単に、上昇下降するよりもより音楽的に聞こえますね

WholeTone:F ~ 2016-9-18

本日のギター・ワンフレーズ

-b 190
-c WholeTone:F
-f p=8,
 	1||1|2|2|:[6, 2, 6n~, 3, 2, 4]
 	1|r|1|2|2|r,
 	1/6, 1|r|1|2|2|rn~~~~~~, 1|r|1|2|2|r,
 	1|r|1|2|2|rn~,  1/6m8, 1|r|1|2|2|r,
 	..1/4n~~~~~, ..1/6,
 	1|r|1|2|2|r, |4|5,
 	..8/2n~,

ホールトーンだとフィンガリングが多少きつくなる
おしまい

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MajorPentatonic:G# ~ 2016-9-17

本日のギター・ワンフレーズ

-b 180
-c MajorPentatonic:G#
-f n=8,
 	r|r|6|r|6|6, r|r|6|5|4|4n~~~,
 	r|r|6|8|9|8,  6/4m8, r|r|6|3|6|rn~~~~,
 	r/4n8, r|r|6|3|6|rn~~, ||6|5|4|4:[
 		4n~, 1, 4n~, 3n~, 3n~~~~, 2n~, 2n~
 	]

おしまい

Mapping Guitar Simで演奏を聞いてみる

mapping機能

mapping機能とは、フレーズに対して指定した度、指定した回数で繰り返させる機能です。入れ子でも利用できるので、簡単な記述でかなり凝った複雑なフレーズを作ることができます。

例えば、以下の場合 6弦開放から、スケール上で移動させながら8音弾いています。
「..」は「から..まで」という意味です

-f { 0/6 }(0..7)

デフォルトでは「Minor:E」なので

-f 0 2 3 5 7 8 10 12/6

と表記するのと同じ結果が得られます。
逆順も簡単です。数値を逆にするだけ

-f { 0/6 }(7..0)

入れ子も可能です。

-f {{ 0/6:n16 }(3..0)}(0,4,8,12)

複数弦のコード表記も可能ですが
コードをmappingするときは弦移動はしなくなります。

-f {{ 0|2||0 }(3..0)}(2,0)

-b 180
-f n=16
-f{
{ 0~ 0 0 0 0 0 0/6m }(*3)
0|5|7:[6~,654~~~,6m,6m]
}(0..3)

mapping機能の指定方法のひとつに、”移動させない”という意味合いの「_」があります。これの「0」指定する場合と違うところは、入れ子のmappingの場合で外側から新たな度指定があった場合も、変化なく演奏するようになります。

では、前の例のコード弾きの部分に適用させてみましょう。

-b 180
-f n=16
-f{
{ 0~ 0 0 0 0 0 0/6m }(*3)
{ 0|5|7:[6~,654~~~,6m,6m] }(_)
}(0..3)

mapping機能では、その他にも色々な指定方法があります。

Hindu:E ~ 2016-9-17

本日のギター・ワンフレーズ

-p nat comp
-b 160
-c Hindu:E
-f p=8,
 	0|2||1|1|:[5, 3, 2, 6, 3]
 	0|r|r|r|r|r, 0||0||0|/[4, 6, 2]
 	r|r|r|5|r|rn~~~,
	||0|1||5:[1, 3n~, 4m, 3n~]
 	5||2|2|0|:[3, 4n~~, 6, 2]
 	r|r|r|1|0|2,
 	|||1|3|2:[1n~~, 1, 3m, 2]

アルペジオ・コントロールで「:」と「/」があるときは「-p nat comp」をかけるといい感じ
おしまい

Mapping Guitar Simで演奏を聞いてみる

Roumanian:D ~ 2016-9-16

本日のギター・ワンフレーズ

-p nat comp
-b 160
-c Roumanian:D
-f n=8,
 	0||||0|:[
 		6, 2, 6, 2n~~, 6n~~
 	]
 	0|3|0||0|0,
 	0/6m8, 0|3|0||0|0,
 	0|r|0|1|1|r,  0/6, 0|2|2|2|0|0n~~,
 	|2|2|1||/[4, 3, 5, 4]
 	r|r|r|1|r|r, |2|2|1|0|:[2, 5n~, 4n~, 3]
 	0||||1|/[2, 6, 2n~]

いいフレーズをまたピックアップしてきますね、うちのAI
おしまい

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Hawaiian:G# ~ 2016-9-16

本日のギター・ワンフレーズ

-b 170
-c Hawaiian:G#
-f p=8,
 	1|||1|0|:[
 		3, 2n~~~~, 6m, 2, 6n~~
 	]
 	1|r|1|1|2|r, 1|r|r|1|0|r,
 	1/6m8, 1|r|1|1|0|r, 1|r|1|1|2|r,

スケールがハワイアンなら、ハワイアンっぽく作ってほしいね
今回は3割ハワイアンでした

おしまい

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アルペジオ・コントロール内での休符

アルペジオ・コントロール内での休符の指定方法は、「r」のみで全体ミュートする方法と、ミュートしたい弦を指定する方法があり、後者は複数弦を指定できます。

以下は、「6r」で6弦のみをミュートしています。

-f 0||||0|0:[621, 6r^, 6^, 6+1, 21~~~~]

以下は、「r」のみで指板全体をミュートしています。

-f 0||||0|0:[621, r, 621~~]

解りやすい例として
例えば、6弦のみ音を残したい場合は次のようにします。

-f 0||||0|0:[621, 21r~~~]

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Diminished:E ~ 2016-9-16

本日のギター・ワンフレーズ

-b 190
-c Diminished:E
-f p=8,
 	..0/3n~, ..2/1, 0|r|r|0|2|2,
 	0|r|r|0|2|2n~~~, 0|r|r|0|2|2,
 	0|r|r|0|2|2n~~~~~,  r/6n8, 0|r|r|0|2|2,
 	0|r|r|0|2|2n~~~~~, |4|5|0|2|:[
 		2n~, 3, 2n~, 2, 4, 5, 4
 	]

おしまい

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Blues:F ~ 2016-9-15

本日のギター・ワンフレーズ

-b 190
-c Blues:F
-f p=8,
 	1|r|1|1|1|r, 1|3|3|1|1|r,
 	r/6n8, 1|r|1|1|1|rn~~~,  1/6, 1|r|r|1|0|r,
 	1|3|3|1|1|/[
 		2n~, 6n~~, 5m, 4m, 3n~~, 5
 	]
 	|3|||0|,
 	|3|||0|n~~~~~,
 	..3/4n~, ..0/1n~~,

|3|||0| ← こんなのどうやって弾くんだよってちょっと思った。まあチキン・ピッキングだね

おしまい

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ブログ等から機能的にリンクしたい場合

ご自分のブログでmgsコードを公開したい場合。また、そのコードから直接機能的にリンクしたい場合、以下の方法をご利用ください。

サンプルHTML
http://openlick.com/_obj/_tpl/test.html

[1]BODY内にpreタグを使い、コードを記載して
htmlに挿入します

<pre class="mgsj">
-f 0/6 {}(0,1)
</pre>

[2]Javascriptをどこかに追加します。

[jQueryが使える場合]

<script>

jQuery(function($){
  $(".mgsj").on("click",function(){
    var mgs = $(this).html();
    mgs = mgs.replace(/<.*?>/g,'');
    mgs = mgs.replace(/^\s+|\s+$/g,'');
    window.open(
      "http://openlick.com/external/?/p:1/n:"
      + encodeURIComponent(mgs)
    );
  });
});

</script>

[jQueryが使えない場合]
head内か、bodyに挿入します

<script>

window.onload = function () {
  var elements = document.getElementsByTagName('*');
  for (var i=0, len=elements.length; i<len; i++) {
    var element = elements[i];
    if (element.className && element.className.match(/\bmgsj\b/) ){
      element.addEventListener('click', mgsJump, false);
    }
  }
  function mgsJump(){
    var mgs = this.firstChild.nodeValue;
    mgs = mgs.replace(/<.*?>/g, '');
    mgs = mgs.replace(/^\s+|\s+$/g,'');
    window.open(
      "http://openlick.com/?/p:1/n:"
      + encodeURIComponent(mgs)
    );
  }
};

</script>

[3]装飾する場合のスタイルシート

<style>
.mgsj {
background: #eee url(http://openlick.com/_obj/img/clicktoplay.png) no-repeat right top !important;
border: 1px solid #fff;
padding:10px;
cursor: pointer;
}
.mgsj:hover {
opacity: .9;
border: 1px solid #ccc;
}
</style>

[4]ヒント
javascript内で記載している、リンク先の /p:1 を削除すると自動再生しなくなります。

http://openlick.com/?/p:1/n:

http://openlick.com/?/n:

サンプルHTML
http://openlick.com/_obj/_tpl/test.html

動かない!という場合はご連絡ください。

補足

wordpressにてblockquote内でクォーテーション類を使うと勝手に全角に置き換えられたりする場合があるようです。
そのような環境でストローク・コントロールを使う場合は以下をご参考に

mgs = mgs.replace(/’|‘/g, '\'');
mgs = mgs.replace(/”|“/g, '"');

アルペジオ・コントロールでの音種

アルペジオ・コントロール内でも音種を変更できます。弦指定に続きアルファベットや、倍譜の「~」、半譜の「^」、休符の「r」など配置します。

-f n=8,
0|0|7|9:[
6543+1, 5, 4-1~~, 4-2~~,
6M, 6M, 4r, 6M, 6M, 6M, r, 6m^, 6m+1^
]{}(*4)

「6543+1」は6,5,4,3弦の同時弾きで、スケール+1したもの。
「4-1~」は4弦でスケール-1したもの。

「4r」に関して、4弦のみミュートするのですが、アルペジオ・コントロール内でのみこの表記が可能となっています。

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WholeTone:C# ~ 2016-9-15

本日のギター・ワンフレーズ

-b 160
-c WholeTone:C#
-f p=4,
 	1||1|2|2|:[
 		3, 4, 3, 6, 4m, 3m, 2, 6, 3
 	]
 	3||3|||:[6, 6n~, 4n~, 6n~]

おしまい

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MelodicMinor:C ~ 2016-9-14

本日のギター・ワンフレーズ

-p nat comp
-b 160
-c MelodicMinor:C
-f p=8,
 	||0|||1:[4n~, 1n~~~~~~~~]
 	|3|1|0||:[4, 3n~~, 5m, 4n~~~]
 	|5|3|2||/[3V~, 5V~, 4, 5V~~~]
 	||0|||:[4n~~]

おしまい

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アルペジオ・コントロールでの単音進行

アルペジオ・コントロールは、最初にコード(chord)を宣言し、続いて弦指定することでフレージングするというものでした。

-f 0|2|0|0|0|0:[6,5,4,3,2,1]

この中間の「:」を「/」に変えることで
この機能をそのまま単音のフレージングに使うこともできます。

何が違うかというと、弦移動したときに、前の音がミュートされるということです。
以下の例だと、常時弦は一本のみ鳴る状態です。

-f 0|2|0|0|0|0/[6,5,4,3,2,1]

しかし、同弦でフレージングしたい場合はどうすれば良いでしょう。
以下をご覧ください。

-f 0|2|0/[6,5,4] 2/4, 4/4, |||0|0|0/[3,2,1]

4弦で 0 2 4 という移動をしています。
手法の一つとしては、これでもいいのですが、アルペジオ・コントロール内での解決もできます。
実現するには「+」や「-」で度移動を指定することです。

-f 0|2|0|0|0|0/[6,5,4, 4+1, 4+2, 3,2,1]

少しすっきりした感じになりました。
移動の基盤となるスケールは、指定がない場合、デフォルト設定の「Miner:E」ですので意図した結果になるかと思います。

内部的には

-f 0/6, 2/5, 0/4
{0/4}(1) {0/4}(2)
0/3, 0/2, 0/1

にプログラムが置き換えています。
これは、mapping機能の rev(リバース) に影響します。

尚、途中でアルペジオから単音弾き、またその逆をするには、新たにコード(chord)を宣言することになります。

下の例は、最初の2音だけ音を残すものです

-f 0|2|0:[6,5] ||0|0|0|0/[4, 4+1, 4+2, 3,2,1]

5、6弦の音を最後まで残したい場合は

-f 0|2:[6,5] ..0 2 4/4, ||r|0, |||r|0, ||||r|0

という方法もあります。
TABになるとわかりやすいと思いますが、手前の音を消しながら進む感じです。
但し、この例は音的にあまり意味がないかもしれません。

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Phrygian:C ~ 2016-9-14

本日のギター・ワンフレーズ

-p nat comp
-b 200
-c Phrygian:C
-f p=8,
 	1||1|1||:[6n~~, 4, 6, 4, 3]
 	r|r|1|r|r|r, 1||1|1|2|/[
 		3m, 2, 3m, 2n~, 4, 6, 2
 	]

おしまい

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HarmonicMinor:D ~ 2016-9-13

本日のギター・ワンフレーズ

全部開放弦かい!

-b 170
-c HarmonicMinor:D
-f p=8,
 	0|0|0|0||0,
 	0/6, 0|0|0|0||0n~~~~~~~,
 	0|0|0|0||0,
 	|0|0|0||0:[4, 5m, 3, 1, 4]

おしまい

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ストロークっぽく弾く

ストロークも簡単にシミュレートできます。
本来なら、発音タイミングを少しずつ手前にずらすのですが
もっと簡単な方法でストロークを実現できます。

以下のコードでストロークするには

-f 0|2|0|0|0|0~~~

手前に「”」を付けます

-f ''0|2|0|0|0|0~~~

「’」は32beat手前に、「”」は16beat手前にシフトしますので
以下の場合は、少しゆっくりめのストロークとなります。

-f ""0|2|0|0|0|0~~~

以下だと、ダラリラーンという感じになります。
指定数は、弦6本の場合、5指定まででき
最後に弾く弦は必ず『本来鳴るべきタイミング位置』が厳守されます

-f '''''0|2|0|0|0|0~~~

アップストロークは、最初に!を付けます

-f !'''''0|2|0|0|0|0~~~

指定を2個くらいにすると、お手軽にリアル感を出すことができます。

-f ''0|2|0|0|0|0~~~

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