mapping機能とは、フレーズに対して指定した度、指定した回数で繰り返させる機能です。入れ子でも利用できるので、簡単な記述でかなり凝った複雑なフレーズを作ることができます。
例えば、以下の場合 6弦開放から、スケール上で移動させながら8音弾いています。
「..」は「から..まで」という意味です
-f { 0/6 }(0..7)
デフォルトでは「Minor:E」なので
-f 0 2 3 5 7 8 10 12/6
と表記するのと同じ結果が得られます。
逆順も簡単です。数値を逆にするだけ
-f { 0/6 }(7..0)
入れ子も可能です。
-f {{ 0/6:n16 }(3..0)}(0,4,8,12)
複数弦のコード表記も可能ですが
コードをmappingするときは弦移動はしなくなります。
-f {{ 0|2||0 }(3..0)}(2,0)
-b 180
-f n=16
-f{
{ 0~ 0 0 0 0 0 0/6m }(*3)
0|5|7:[6~,654~~~,6m,6m]
}(0..3)
mapping機能の指定方法のひとつに、”移動させない”という意味合いの「_」があります。これの「0」指定する場合と違うところは、入れ子のmappingの場合で外側から新たな度指定があった場合も、変化なく演奏するようになります。
では、前の例のコード弾きの部分に適用させてみましょう。
-b 180
-f n=16
-f{
{ 0~ 0 0 0 0 0 0/6m }(*3)
{ 0|5|7:[6~,654~~~,6m,6m] }(_)
}(0..3)
mapping機能では、その他にも色々な指定方法があります。